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初代理事長 五島慶太先生の生誕130年を迎え、ご報告会(墓参)を催しました

〜東京都市大学グループの更なる発展を誓う〜

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初代理事長 五島慶太先生の生誕130年を迎え、ご報告会(墓参)を催しました 〜東京都市大学グループの更なる発展を誓う〜  快晴に恵まれた2012(平成24)年4月18日、学校法人五島育英会初代理事長である五島慶太先生の生誕130年を迎えるにあたり、九品仏浄真寺で墓参が催され、安達功理事長、中村英夫総長、國分榮専務理事、広江秀夫常務理事をはじめ東京都市大学グループ各学校長などが参列しました。
 総合学園化は五島慶太先生の夢が具現化したものであることから、墓前では、今日の東京都市大学グループの実現と発足から4年目に到る現状を報告し、その礎を築かれた五島慶太先生に改めて敬意と感謝を表す機会となりました。
 
 五島慶太先生は、鉄道事業を基軸に、60万人の人口を有するまでに成長した多摩田園都市エリアや渋谷再開発等の街づくりに取り組む東急グループの礎を築いた人物であり、「事業の鬼」とも喧伝された希代の実業家です。また、戦時統制下に民間出身で運輸通信大臣を務めるほどその実力を評価された傑物です。他面、教育や文化に情熱を傾注し、学校法人五島育英会に結実したと言う経緯があり、国の繁栄のための人の重要性・教育の大切さ、産業振興のための快適な生活環境の整備、そして固有の文化の伝承といった一連の哲学・思想を抱いていたからこそ、教育事業にも情熱を注がれました。
 
 学校法人五島育英会は、1955(昭和30)年、東京都市大学の前身である武蔵高等工科学校を創立し、武蔵工業大学に発展させた創立者西村有作氏の懇願により、学校経営を引き受けた五島慶太先生が、当時、学校運営に携わっていた東横学園と統合することによって設立しました。
 既に、東急グループ総帥として数々の街づくり等の事業推進に関わる中、自ら率先して学校現場をも指揮し、その情熱とスピード感をもって学校づくりに獅子奮迅され、各学校を特色ある教育機関へと導かれました。それら取り組みは、今日までの歴史や伝統、文化として継承され、今もなお、設立の祖として東京都市大学グループの更なる発展を見守り続けています。

 
【五島記念館】
東京都市大学世田谷キャンパスの中心となる施設であり、1994(平成6)年3月に竣工されました。パルテノン神殿を連想させる重厚なもので、五島慶太先生の偉業を称え命名されました。竣工式には、記念館中庭の「五島慶太翁」胸像の除幕式が盛大に行われました。


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