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東京都市大学付属小学校「ロボットクラブ」の発表会において パーソナルロボット“PaPeRo(パペロ)”を使って制作した寸劇の上映会及び実演を披露しました

東京都市大学・小池研究室、NECによる「共創環境」の共同研究

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 東京都市大学・環境情報学部の小池星多准教授研究室(以下:小池研究室)と、日本電気株式会社(以下:NEC)は、NECが開発し研究を推進する「共創環境」に関する共同研究に取り組んでおりますが、その研究成果の一環として、東京都市大学付属小学校(東京都世田谷区、校長:重永睦夫)において、2011年2月23日(水)12時40分より、同校の5年生10名で編成される「ロボットクラブ」の活動発表会を行い、NECのパーソナルロボット“PaPeRo(パペロ)”を使って制作した寸劇の上映会及び実演を披露いたしました。

 東京都市大学付属小学校「ロボットクラブ」における今年度の活動は、2010年11月から2011年1月までの隔週土曜日に実施。同校の5年生10名は、3グループに分かれ小池研究室の技術支援の元、PaPeRoを使って2分程度の寸劇の映像を制作するグループ・ワークショップに参加してきました。
小池研究室とNECは、複数の人々がアイデアを出しあい、イノベーションを生みだす「共創環境」の共同研究を行っています。同研究室では、小学生にリアルな場としてのワークショップとWebサイト(非公開)を設定し、共創活動を行ってもらい、“共創環境のデザイン”について考察しています。本ワークショップでは、小池研究室の学生がファシリテーターを務め、それぞれのグループが寸劇のアイデアを持ち寄り、絵コンテにまとめます。これを元に、PaPeRoの制御プログラムが簡単に作れるソフト「ぱぺろっち!※」を使用してプログラミングを行い、実際に動かして寸劇を制作します。制作された寸劇は、小池研究室により撮影・編集された後にYouTube(http://robotclub.jimdo.com/)にアップされています。(※ぱぺろっち!ツールは、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボラトリで開発されたScratchをベースにNECが開発した共創支援技術ソフトウェアです。)

 小池研究室とNECによる共同研究は、2003年より継続して行われており、2009年2月までは、東京都市大学二子幼稚園(東京都世田谷区 旧 東横学園二子幼稚園)の園児を対象に、園児のコミュニケーション力の育成を目的とした研究を行ってきましたが、小学生以上を対象にしたグループ・ワークショップの効果的な仕組みづくりを研究するために、NEC C&Cイノベーション研究所との連携により、2009年11月から「ロボットクラブ」の活動が開始されました。

東京都市大学付属小学校「ロボットクラブ」の生徒たちと、東京都市大学環境情報学部「小池研究室」学生と小池星多准教授


東京都市大学付属小学校「ロボットクラブ」発表会の開催概要は下記の通りです。


東京都市大学付属小学校「ロボットクラブ」発表会 開催概要


■名 称:東京都市大学付属小学校「ロボットクラブ」発表会
■日 程:2011年2月23日(水) 12時40分〜13時
■会 場:東京都市大学付属小学校 若桐ホール
■所在地:東京都世田谷区成城1-12-1
■当日出席者: 東京都市大学 環境情報学部准教授 小池 星多
       同  小池研究室 学部生
       
■当日内容 : (1)小池准教授よりクラブの活動について紹介
        (2)小学生の作ったロボットのビデオ上映および小学生からコメント
        (3)ロボットの実機紹介
(4)質疑応答ほか

東京都市大学付属小学校「ロボットクラブ」発表会 当日の模様

東京都市大学付属小学校「ロボットクラブ」


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